一戸建てにおけるインターネットの契約方法は?開通いかかる期間も解説

一戸建てにおけるインターネットの契約方法は?開通いかかる期間も解説

インターネットは、今では私たちの生活に欠かせない存在となっています。
そのため、引っ越し先でも、インターネットを契約しようとお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし「どのような方法で手続きをすれば良いか、いまいちわからない…」「どのような種類があるのか知りたい!」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は一戸建てにおけるインターネットの契約方法や種類、契約までの期間について解説します。
一戸建てに引っ越しをお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

一戸建てのインターネットの契約方法

一戸建てのインターネットの契約方法

まずは、一戸建てのおけるインターネットの契約方法について解説します。

回線事業者とプロバイダーとは?

契約方法を把握するためには、まず回線事業者とプロバイダーについて知る必要があります。
回線事業者とは、インターネットを使うための、回線を提供している事業者のことです。
プロバイダーとは、回線事業者が提供する回線と、インターネットをつなぐ役割を持った事業者を指します。
一戸建てに引っ越ししたあとは、回線事業者とプロバイダー、両者の契約が必要です。
マンションやアパートといった集合住宅の場合、あらかじめ回線が惹かれているケースも少なくありません。
その回線を使用するためには、プロバイダーとの契約が必要です。

契約方法

一戸建てでインターネットを使う場合、一般的には下記の方法で手続きを進めます。

●回線事業者とプロバイダーを決める
●プランとオプションを決める
●工事日の調整
●引き込み工事をおこなう
●スマートフォンやパソコンの設定をおこなう


まずは、回線事業者とプロバイダーを決めることから始めます。
回線事業者の名前をインターネット調べると、一戸建てが回線提供エリアなのかを確認することができるでしょう。
そして複数の種類のなかからお好きなプロバイダーを選び、申し込みをおこないます。
インターネット環境がない場合は、家電量販店などでも申し込みが可能です。
次に、プランとオプションを決めます。
プランは一戸建て用と集合住宅用があるので、一戸建てを選ぶことになります。
また、オプションがあるので、必要に応じて選ぶことが可能です。
リモートサポートやスマートフォンとのセット割、ガスや電気などの光熱費とのセット割りなどがあるので、適したものを選んで申し込んでください。
申し込みが完了したら、工事日の調整をおこないます。
プロバイダーから連絡がくるため、立ち会いが可能な日を伝えてください。
工事日当日に、担当のスタッフが訪問し、引き込み工事をおこないます。
工事自体は1時間~2時間ほどになるのが一般的です。
引き込み工事の完了後、インターネットを使いたいスマートフォンやパソコンの設定をおこなうと、一戸建てでインターネットが使えるようになります。
もし設定方法がわからない場合は、契約内容によって、電話やメールなどでサポートしてもらうこともできるでしょう。

一戸建てにおける家庭用のWi-Fiルーターの種類と選び方

一戸建てにおける家庭用のWi-Fiルーターの種類と選び方

続いて、一戸建てのインターネットの契約における、家庭用のWi-Fiルーターの種類と選び方について解説します。

選び方1:通信速度

選び方のポイントとしてまず挙げられるのが、通信速度です。
通信速度は、Wi-Fiルーターのアンテナ数と通信規格に左右されます。
アンテナの本数が多いほど、通信速度が速くなる仕組みです。
受信用のアンテナが4本、送信用のアンテナが4本ある種類は「4×4」などと記載されます。
同時に多数の機器を接続したり、Wi-Fiルーターから離れた場所でも快適にインターネットを使ったりしたい場合は、アンテナの数を意識すると良いでしょう。
しかし、アンテナが外から見えない種類と、外から見える種類があります。
そのため、見えているアンテナの数が、Wi-Fiルーターに搭載されているアンテナの数ではないので注意が必要です。

選び方2:居住環境

一戸建てでインターネットを使う場合、どの部屋でもストレスなく使用できるよう、部屋のすみずみまで電波を届けなくてはなりません。
一戸建ての場合は、間取りや部屋の数、階数などによって適した種類が異なります。
カタログなどに記載されている情報は、家の中心にWi-Fiルーターを置いたときの数値です。
そのため、実際の家の広さよりも、余裕のある種類を選ぶのがポイントとなります。

選び方3:同時に接続可能な台数

同時に接続可能な台数を考えることも、Wi-Fiルーターの種類を選ぶときのポイントです。
Wi-Fiルーターは、同時に利用できる台数や、利用する人数の目安が決められています。
パソコンやスマートフォン、タブレットやゲーム機など、インターネットに接続する端末が多い方もいらっしゃることと思います。
家族や複数人でWi-Fiルーターを共有する場合、推奨されている台数や、一度に利用する人数を確認しておくことが大切です。
実際の数よりも、余裕を持っておくと良いでしょう。

選び方4:セキュリティー

通信内容の盗聴や、知らない方に勝手にインターネットを利用されないためにも、セキュリティーも重視すべきといえます。
セキュリティー対策がおこなわれているものがあるので、契約時にチェックなさってください。
より安全性の高いものを選べば、安心して使えるでしょう。

一戸建てにおけるインターネット契約の開通までにかかる期間

一戸建てにおけるインターネット契約の開通までにかかる期間

最後に、一戸建てにおける、インターネット契約の開通までにかかる期間について解説します。

開通工事までの期間

申し込みから、実際にインターネットが使えるまでの期間は、3週間程度です。
混み具合によっては、2週間程度となったり、混み合っている場合は1か月ほどの期間がかかったりするケースもあります。
一戸建ては、電柱から自宅までケーブルを引き込むケースが多く、手間がかかるのが現状です。
マンションやアパートでは、すでに電柱からの引き込み工事が終わっているケースが多く、短期間で開通できるのが一般的といえます。
そのため、一戸建ての場合、マンションやアパートなどの集合住宅より、期間が長引きやすいといえるでしょう。
引っ越し後にすぐに使いたい場合は、早めに申し込んでおくことがポイントです。
また、引っ越しシーズンの春や年末は、さらに期間が延びる可能性があります。
一戸建てへ引っ越しするタイミングによって、開通までの時間がかかる恐れがあることを押さえておいてください。

NTT以外の設備を使っている光回線の場合は?

NTT以外の設備を使っている光回線の場合、工事期間が長引く可能性があります。
その理由は、設備を新たに設置する必要があることと、作業員の数が少ないことです。
1日に対応できる数が限られているので、使いたい日に使えなくなることもあるでしょう。
工事にかかる時間は、1時間~2時間が一般的です。
NTT以外の設備を使っている光回線は、屋外での作業が2回実施されるため、より期間が長くなります。

まとめ

一戸建てにおけるインターネットを契約は、回線事業者やプロバイダーを決め、引き込み工事が完了したあとに接続できるようになります。
通信速度や間取り、一度に使用する端末の数などによって適した種類があり、余裕を持って選ぶことがポイントです。
申し込みからインターネットが使えるまでの期間は3週間程度ですが、引っ越しシーズンやNTT以外の設備を使っている光回線の場合、期間が長引く可能性があります。